GWに読みたい、社会人1年目の時にオススメされたビジネス本
おはようございます。うしろパラダイスです。
暦通りの休日の場合、今日から五連休ですよね。このGWもそうだし、緊急事態宣言も延長されそうでやることがない、という人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は私が社会人1年目の時に読むようオススメされたビジネス系の本を5冊ほど紹介したいと思います。気に入っていただけたらこのGWやまだまだ続くお家ライフのお供になればと思います。
統計学が最強の学問である
皆さん統計学はご存知でしょうか。この本は昨今のデータ社会において、統計学の重要性を説いています。
統計学は簡単にいうとデータを分析することで、論理的に仮説の検証や新しい発見をすることなのですが、最近はこの統計学がビジネスだけでなく、教育やスポーツにも活用されています。
そんな中でこの本は、統計学の有用性や実際に使われる統計手法について、実例を交えて説明している本です。
この本のオススメポイントは統計学を知らない人でも統計学についてわかるようになっている点です。統計学は本来難しい計算を色々して、わけのわからない用語がたくさん出るのですが、この本はその計算をできるようになるというよりは、「こういう分析をするとこんな検証ができる」ということを理解することに重点を置いており、初心者が読むにはうってつけです。
「AIとかビッグデータとかいうけど何がすごいの?」という方はぜひ読んでみてください。
なぜ、優秀な人ほど成長が止まるのか
この本は「最初は目に見えて優秀だったのに、気が付けば成長が止まっている」という人をたくさん見てきたという、筆者の立場から成長が止まる人の特徴とそれを乗り越える方法、について書かれた本です。
筆者は会社経営、ダボス会議の主催、内閣官房参与などを経験しており、様々な立場から人材マネジメントに携わったからこその意見がつづられています。
内容としては、「成長を止める7つの壁」として、「学歴の壁」、「経験の壁」、「感情の壁」などを説明しつつ、それらを乗り越える方法を解説するという感じです。
仕事をしていると周りに優秀な人はたくさんいて、比較して落ち込んだりすることもあると思いますが、今勝てなくても全然逆転できるということも読めば伝わりますので、「周りに置いていかれそうで不安」という人に特にオススメです。
考える技術・書く技術
こちらは物事の考え方、表現の仕方について書かれた本です。
私が社会人1年目で痛感したのが先輩との思考力の差で、聞かれたことに対してすぐに論理的に解答できる、自分では思いつかないアイデアを短時間で出してくる、難しい内容でもすぐに整理して理解する、などあげればきりがありません。
そんな時に一緒に仕事をしていた先輩からオススメされた本がこちらになります。
この本では様々なフレームワークを用いて、難解な話や抽象的な内容をどう整理していくかということを中心に、またそれをどう表現するかについても書かれています。
「頭の回転を速くしたい」「もっと論理的に物事を考えたい」という方にオススメです。
金持ち父さん貧乏父さん
ここからは直接ビジネスには関係ない本になります。
この本は、中卒ながらお金持ちな父さんと、高学歴ながら貧乏な父さん、2人の父さんに育てられたという筆者が、その経験からお金持ちになるにはどうすればいいかということについて書いています。
内容としては「貯金・節約するより起業や投資で収入を増やせ」という内容で、このブログの趣旨と逆なのですが、収入を増やす方法の解説というよりは読み物という感じで、飽きなく読めてためになりました。
終身雇用や年金が怪しくなってくるこれからの社会で、将来のお金に対して不安のある人にオススメの一冊です。
スタンフォード式最高の睡眠
この本は「睡眠」という、あまり学術とは無関係そうなテーマに関して、睡眠の重要性と、睡眠の質をあげる方法を説明した本です。
いわゆる「睡眠不足」を「睡眠負債」と定義し、睡眠不足が生活にどれだけの悪影響を与えるかを解説しつつ、短時間の睡眠でも睡眠不足を解消する方法が書かれています。
この本のオススメポイントは「睡眠を科学的に検証、説明している点」で、「とりあえず1日7時間寝よう」みたいに考えていた私にとっては目から鱗の情報がたくさんでした。睡眠についてここまで科学的に書いてある本はなかなかないので、ありがたいです。
「最近眠れない」人や、「寝ても疲れがとれない」という人に、とくにオススメです。