東京一人暮らしの貯金ライフ

東京で一人暮らしをしながら、頑張って貯金を目指していきます。社会人2年目。東京都文京区在住。

朝ドラって結構壮絶なんですね (「エール」第二週の感想です*ネタバレ注意)

おはようございます。うしろパラダイスです。

皆さん朝ドラは見ていますか?私は元々朝ドラ見てはいなかったのですが、社会人になっていつも同じ時間に朝ご飯を食べ会社へ行く準備をするようになったことで、時間の物差し的な意味でも見始めました。なので今やっている「エール」は私が見ている作品の中では3作目ということになりますね。

「エール」は今週が2週目で、後に作曲家として活躍する主人公の古山裕一とヒロインの関内音の幼少期の話なのですが、なかなかに濃い一週間でした。

一週間の振り返り

ガキ大将で裕一のピンチを救ってくれた村野鉄男が父親に怒鳴られるシーンから一週間がスタート。鉄男は詩を書くのが好きで裕一とも交流を深めていくのかと思いきや、まさかの鉄男の一家が夜逃げ・・。鉄男の作詞に曲を作って聞かせるという裕一の約束も果たせず、寂しさや悲しさが残る感じで裕一の場面は終わります。

中盤以降はヒロイン、音の話へ。クラスの劇でかぐや姫役ではなくお爺さん役になり拗ねる音でしたが、柴咲コウさん演じるオペラ歌手の双浦環の歌声に魅せられ、環の助言の元演劇に熱心に取り組むことに。そんな中父親の訃報とそれによる商売の大ピンチ。そのピンチを契約書をちらつかせて契約維持するという形でなんとか耐え、本番直前でかぐや姫役を任された音の演技と歌で亡き父を想うという終わり方でした。

感想。どの家も結構壮絶。朝ドラってこんな感じだったのか

まず1週間振り返って思ったのが、登場人物みんな壮絶な目にあっているということ。主人公の裕一は最初いじめられているし、ヒロインの音は父親亡くなるし、後に裕一とコンビを組むらしい鉄男は夜逃げ。平和な家庭ですくすく育つ子はあんまりいないんですね。前の朝ドラ「スカーレット」でも最後主人公の息子(武志)が最後亡くなって終わりますし、朝ドラをほのぼの系だと思っていたのでイメージとのギャップが強いです。

あとはやっぱり関内家(音の家族)の強さですよね。父親の安隆がなくなり契約は切られそうだし雇っていた職人はいなくなるしで大ピンチの中、子供たちが契約書を探すシーンと母親の光子が契約書をちらつかせてピンチを切り抜けるシーンは印象的でした。父親が亡くなってすぐにあれだけ素早く動ける家族なんてなかなかないでしょう。生前父親が言っていた「やらずに後悔するなら、やって後悔した方がいい」という言葉が関内家の家訓として残っている姿を見せられた感じです。

音の演劇の最後の歌のシーンはかぐや姫が月に帰るときの別れの歌なのですが、それが音の父親との別れと重なって・・・。音が涙ぐんでいる姿を見てこっちも感動でしたね。

その後をもう少し見たかった部分と、来週の話

来週は裕一が高校生となり、役も子役から成人役(窪田正孝)に変わります。

ということで幼少期編はこれで終わりみたいですが、個人的には何個かその後を見たい部分がありました。たとえば、「夜逃げした鉄男はどうなったか」とか「裕一家の商売状況だいぶ怪しかったけどどうなっているのか」とかです。特に裕一家の商売については、助ける代わりに息子を養子としてもらうみたいな話もあったので、あの話はどっかいったのかなっていう感じです。骨董品売ったお金でやった商売がうまくいったんですかね。

第二週は結構濃密な一週間だったので、次週はほのぼののんびりしていると仕事に影響なくて済むなーなんて思ってますが、注目ですね。